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我が家にクラリネット仲間2人を招待して会食。
子パンダは、同世代の子供も来ると思っていたようで、しつこく、自分の友達は来ないのか尋ねていた。子パンダには気の毒だが、今日は子パンダの友達は呼んでいないし、招待したクラリネット仲間は2人とも独身で子供はいない。でも、やかましい子パンダの話相手をそれなりにしてくれたので、彼らには感謝している。
私が参加しなくなってからの音の輪のビデオを持参してもらい、それを見ながら食事をし、話題は必然的に4人とも関わっていた音の輪やクラノワになる。
現役でクラノワに参加している2人は、当然現在進行形の話には強いのだが、それ以外の過去の話は必ずしも彼らの方が事情通であるとは限らないのは興味深い。たとえば、元メンバーの近況などは、私の方が詳しいこともあった。
話はかわるが、彼らの話で印象に残ったことがあった。
音の輪は、リード博士が逝去して次の年に追悼演奏会を行った。その時点では、次の年(つまり今年)も演奏会を継続する予定だったらしいのだが、実際には、開催されることはなかった。公式サイトには「終止符を打つ」という言葉が使われているので、活動再開を期待するのは無理だと思われる。それで、今日来てくれた仲間が「追悼演奏会のときには、まだ次があるつもりで演奏していたので、これで音の輪が終わるという気持ちの整理をせぬまま演奏し終わってしまった。きちんとけじめをつけたい」という趣旨のことをいっていた。
私は、かつて、うやむやで終わってしまった合唱団の記憶と、解散演奏会に参加して気持ちの整理をつけた吹奏楽団の記憶があるので、この人の気持ちがわかる気がした。楽団の中心的な役割の一端を担うと、継続させるエネルギーと断ち切る勇気をいつも天秤にかけていたように思い出します。
皆さんは、そういう経験ありませんか。
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