お手伝い

母がぎっくり腰をやってしまったらしい。家の中でトイレや風呂は入れるそうだが、買い物は言うに及ばず、家の中の家事もほとんどできない状態で、全て父がやっているそうだ。
というわけで、少しは親孝行をしてみようと思って、子パンダと一緒に土日を利用して母の家へ行った。家に到着して、父の顔を見てビックリ。アザのようなものがちらほら。聞くと、道で何かをまたいで超えようとしたら、思ったように足が上がっていなかったらしく、足を引っ掛けて頭から転倒してしまい、額と手などを打ち付けたそうだ。数日前には内出血がひどく腫れていたが、私が着いたときには、かなり回復していたのだそうだ。それでも、生活に支障がなかったので、家事をやっているらしい。
私のお手伝いは、母よりも父の負担を軽減することになった。
土曜の夕食、日曜の朝食と昼食まで私が作った。土曜の夕食は、ちょっと気合いを入れすぎて作りすぎてしまったが、日曜の夕飯の足しにしてくれるそうだ。日曜の朝は、久しぶりにスペイン風オムレツを作った。具材を多めに入れたためバランスをとるために結局、Mサイズの卵を５つ使った。これも半分くらい余ってしまったが、月曜にでも食べてもらえればと思う。
後片付けまでやるつもりだったが、片付けにかなりのこだわりを持っている父がどうしてもやりたいというので、お任せした。食器も調理器具もきれいに手洗いし、狭い所に隙間なく片付けていくのは壮観だった。
子パンダにも、本人にはお手伝いをさせるという名目で連れてきたので、とりあえず自宅でもやっている風呂掃除をやらせた。父がそのあと、二度洗いしたので、お手伝いになったかどうかあやしいが、それでも、単にあまえて、おもちゃを買ってもらうだけの訪問にならなかったのは良かったかな。
今回、まる一日だけ、それも食事の支度をやっただけなのに、かなり疲れた。
ということは、介護などが連日に渡ったら、自分にできるのか、心配になった。