育児と趣味の料理とクラシック音楽と
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いまさらながら養老孟司氏のベストセラー「バカの壁」を読んだ。
いろいろと目からウロコの内容で楽しかったが、1つ私の認識と異なる点があった。 それは、「『人(自分)は不変で情報は流動する』はさかさまであって、『人は流動し、情報は不変である』が正しい」という主張。 今日の私は昨日の私と同じではない(物理的にも精神的にも)という養老氏の主張は納得したが、「情報」に関する限り納得できなかった。 確かに、一度記録された情報自体は不変かもしれない。しかし、我々が普段、情報と呼ぶものは、「その時点での最新の情報」という意味ではないだろうか。たとえば、トヨタの株価という情報を欲しい人がいるとすれば、特に断らないかぎり、それは本日ただいまの株価であるはずだ。 株価に限らず、どんなことでも、特に断らないかぎり、「その時点での最新の」という条件がついており、それが暗黙の了解になっているはずだ。 人を最新の状態で考えるのなら、情報も最新の状態で考えるのが正しいのではないか。 だとすれば、「人も情報も流動する」というのが、より正しい認識だと思うのだが。 PR |
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