閃輝暗点

昔から年に数回、特に季節の変わり目に風邪っぽいときに発生する視野の異常現象に名前がついていた。大層な名前がついている。閃輝暗点。「せんきあんてん」と読むそうだ。ネットの情報によると、チョコレートやピーナッツ、赤ワインなどが誘発原因になりうるという。私の好物ばかりなのが悲しい。しかも、かなりはっきりと因果関係に身に覚えがあるではないか。閃輝暗点の現象は本人の視覚だけに発現する現象なので他人に理解してもらうのは難しいと思っていたが、Wikipediaには、うまいイラストがある。
これが始まると、その間は、仕事に支障が出るほど、視野の大部分が見えなくなる。文字を読み取るのが難しい。でも、それは３０分か１時間程度で終わる。辛いのは、その後の偏頭痛だ。これが継続時間は２〜３時間なのだが、仕事に集中できないくらい辛い。ネットの情報によると、とても座っていられないほど痛い人もいるらしいが、私は、じっとしていれば耐えられるのだが、仕事はできない。やっているふりをするのが精一杯だ。
実は昨日も、これが発生してしまって、午後は、仕事が進まなかった。

私は年に数回だから、まだましだが、これが月に数回おこる人もいるそうで、お察しします。