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ネット記事によると農林水産省は17日、製粉会社に売り渡す輸入小麦(主要5銘柄)の価格を10月に引き上げる見通しだそうだ。
一般のニュースでは原油などの燃料ばかりが注目を集めているが、小麦をはじめとした食料の方がより深刻だと思う。原油などは、米ドル安によって流出した投機マネーが行き先を求めて市場規模の小さい原油市場に流れ込んだことによる部分が大きいと言われており、米ドルが高くなると、これらの資金は為替市場や米国株式市場に還流する可能性が大きい。それに最大の消費地である米国の景気減速が明確になれば、需要減少によって、価格は調整されるとも言われる。それに米国の場合、原油が入手できても製油所の能力が追いつかないという別の原因もあるらしい。
ところが、食料はそうはいかない。需要は増えているのに、天候の影響で収穫量が変動する上に、最近はバイオ燃料の登場で人間にも動物にも与えられずに機械の燃料に消えていく穀物が増えているそうだ。今年も米国では天候不順による作付け遅れが心配されているし、オーストラリアのように大干ばつが続くこともある。
値上げされたとはいえ、日本人は、まだまだ飽食を謳歌している。しかし、それもいつまで続けられるかわからなくなってきた。今年は、これからもっともっといろいろなものが値上がりするだろう。それでも、輸入できるうちはまだいい。食料の輸出国が国内の価格を抑制する目的で、輸出を制限しはじめ出したという。輸出国の中で穀物の供給量に余剰があれば、おそらく、その国が被る値上がり分を相殺するだけの上乗せ価格を支払えば、これからも日本に輸出を続けてくれると思われる。しかし、もし、それらの国の供給量が国内需要を下回ったり、あるいは、日本が上乗せ価格を支払えなくなれば、日本へは輸出されなくなるだろう。
そのとき、日本はどうなるだろうか。暴動が至る所で頻発して、治安が極端に悪化して、国が滅びるか、大半が餓死するか。もっとも穏便で根本的な解決策は、少量自給率をあげることなので、国民の大半が農業に従事するようになるか。
でも作物って、ものによるけど、生育するのに数ヶ月かかるから、それまで供給が途絶えなければいいんだが。

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