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バッハの4大宗教作品といえば、ロ短調ミサ、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、クリスマス・オラトリオ。作品の規模(演奏時間)からいって、いずれも全曲を通して聞くのは忙しい現代人には、時間を作り出すことが難しい。
そうは言いながら、私などはロ短調ミサを通勤電車の中でつまみ食いして密かな幸せな時間を持っているが。
それら4曲に比べると短いし、知名度も今ひとつだが、なかなかの名曲が「復活祭オラトリオ」(短いといっても全11曲で45分以上)。
歌詞と訳は、浜松バッハ研究会の2001年の演奏会のパンフレットに掲載されているようです。こちら(PDF)
私の手元には、アメリンクが参加しているミュンヒンガー版があります。
第5曲目は、ソプラノが主役の12分にもおよぶ長いアリアです。演奏団体によっては8分台のものもあるので、こちらの演奏はテンポがかなり遅めなのかも。
また、通常はフルートがオブリガートにつくようですが、この録音ではバイオリンになっています。これがアメリンクの透明な美声と相性がよいのか、フルートよりアメリンクの声を引き立てているようです。ロ短調の遅めのテンポとくれば、重苦しくなるかと思いきや、アメリンクはやはり美しい。最近、「〜の品格」という本が流行だが、品格という言葉は、こういう演奏にこそふさわしいと思う。
アメリンク・ファンの私は、第5曲のアリアが終わると、気が抜けてしまうのだが、第7曲のテナー(ヴェルナー・クレン)のアリアも、第9曲のアルト(ヘレン・ワッツ)のアリアもまたすてきな曲、演奏です。
最後の第11曲は、トランペットやティンパニなども活躍し、クリスマス・オラトリオの第1曲目のような華やかさがあって、気持ちよく締めくくられます。

さらに、カプリングされているマニフィカトBWV243もすばらしい。

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