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昨日の話の続き。
ダウンロードには、まず専用のソフトをインストールする必要がある(Windows用とMac用がそれぞれ用意されていて、それらは米国アマゾンからダウンロードできる)。
日本のアマゾンではまだサービスが開始されていないようだ。
米国のアマゾンから昔購入したことがあったので、そのアカウントを使ってダウンロードサービスを試してみた。
でも米国在住(?)以外の人間には、利用できないことが判明。
この点、米国のiTunesStoreと似ている。
無料のMP3データを使ったダウンロード確認ができるのだが、その時点で、アマゾン側でクライアントのIPアドレスか何かを調べるらしく、米国在住(?)以外の顧客にはダウンロードサービスを提供していない旨のメッセージが出て失敗する。
今後、米国アマゾンから世界に展開するのか、各国のアマゾンから国ごとに展開するのか不明だ。

このサービス以外にも、米国のアマゾンは、いろいろ進んでいるようだ。
たとえば、製品のレビューが文章だけでなく、ビデオで投稿できるようになっている。
本やCDには必要ないと思うが、電気製品の使い勝手や、洋服の着心地など、文字だけでは伝えにくいものの批評には有効なんでしょうね。

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記事「DRMフリーのMP3楽曲を販売する「Amazon MP3」にSony BMGも参加 」によると、SonyもAmazon.comのMP3ダウンロードに参加することになったそうだ。
iTunesには参加していなかったSonyがAmazon.comには参加する。
iPodを作っているAppleと違って、Amazonはプレーヤを作っていないから、Sonyと競合しないということか。
DRMフリーの流れは加速するでしょうね。権利侵害の問題がDRMで解決しないと豪語したのは、AppleのJobs氏ですが、その論拠ははっきりしていないのにもかかわらず、欧米の大手レコード会社は次々とDRMを廃止していっています。
どんどん買いやすく聞きやすくなるのは大歓迎です。
私の耳が悪いのか、私の携帯電話が古すぎるのか。
私の携帯電話あてに留守録されたメッセージが非常に聞き取りにくい。
音質の問題というより、絶対的な音量が小さすぎるのではないか。
通常の通話ではほとんど問題を感じない。
受話音量は最大に設定してあるのに、録音された音声は小さすぎて言葉が不明瞭なのだ。
「NTT留守番電話サービスです」という案内の声は充分大きいのに、いざメッセージが始まると、とたんに聞き取れなくなる。
普段聞きなれているはずの妻の声も、このサービスで録音されたものは、非常に聞き取りにくい。
先日、父の入院している病院から担当医の方から留守番電話サービスにメッセージが入っていたのだが、聞きなれない声だし、妻よりも声が小さいらしくて、室外では全く聞き取れなかった。家に戻って静かな部屋でじっくり聞き返してみても、やはり半分くらいしか聞き取れなかった。
人の命にかかわるような内容かもしれないのに、これでは役に立たないよ。
昔のアナログのカセットデッキでさえ、自動の音量調整機能があったように思う。
今はデジタルの時代なんだから、NTTさんよ、少しはゲイン調整してほしい。
ザビーネ・マイヤーの演奏には賛否両論あるが、私は好きな方。
何年か前までは、ほとんどドイツ・オーストリア系の曲ばかり録音していたようだが、最近は、兄さん(?)や旦那さんと組んでいろいろな曲を録音していた。
ついにというか、ようやくというか、フランス物のソロ+ピアノの録音が出た。
サンサーンス、プーランク、ドゥヴィエンヌのソナタとミヨーのスカラムーシュ。
カール・ライスターが数年前に出した同じようにフランスもののCDを聞いたときには、思わず吹き出してしまった。なぜなら、サンサーンスもプーランクもシューマンのように聞こえたから。
今回のザビーネ・マイヤーも同じ感覚がある。特にサンサーンスは第1楽章の前半と第4楽章の後半(同じメロディー)の微妙な表現(アゴーギグ)が、それを感じさせる。
特に特徴的だったのは、第4楽章の64小節目の頭なしの3連符、出だしの音(実音E)がかなり引き延ばされている点だ。歌舞伎で見栄を切るかのような感じ。これはライスターにも共通する。68小節目にも同じ音型(ただし、実音F)があり、両者同じ表現をしている。協奏曲のカデンツァのようにピアノが休みの部分なので、伴奏と合わないことはないが、ボーっと聞いているとリズムをはぐらかされる。

ただ、マイヤーの音色には微妙ながら多彩な変化(茂木健一郎流にいえば、クオリアの変化?)があって、そこが彼女の魅力の1つだと思う。
それにひきかえ、ライスターはこういった変化に乏しく、どんな曲を演奏しても「ライスター節」が前面に出すぎるきらいがある。作曲家よりも演奏家が偉いのかもしれないと思わされるのが時には不快になるが、マイヤーにはそれがない。

ただ、ドイツ・オーストリア系のクラリネット奏者は、指定がなくても長い音符をソステヌートで吹く傾向があるようだ。この曲ではたとえば第2楽章の第2、3小節目の2分音符がほとんど減衰しない。これもちょっと耳にひっかかる。
逆にフランス系の奏者は、指定がない限りピアノや打楽器のように減衰させると思う。こういったことが極端になって音が異常に短すぎるように聞こえたのは、ポール・メイエのブラームスのソナタだった。これも吹いてしまった記憶がある。

余談だが、マイヤーとメイエって、アルファベットの綴りは、どちらも、Meyerなんですよね。Googleで、Meyer Clarinetを検索すると、両方混ぜこぜに表示されます。まさか先祖は関係者同士か?
仕事の関連でときどき見ていた独立行政法人「情報処理推進機構」のサイト
つい最近気がついたのだが、教育用画像素材集というページを設置している。
静止画だけでなく動画もあるのが教育的配慮なのか特徴的だ。
その中に「オーケストラの楽器」という分類があり、木管楽器の中からクラリネットのページを開いてみるとエスクラやバスクラまで静止画とともに動画もあって、音色を聞くことができる(いずれも25秒程度)。驚いたのは、アルトクラリネットがあるのだ。でも、指使いと音高を聞いて確認したら、Eb管ではなくF管だ。これはバセットホルンだ。同じページの上の方の「クラリネットの種類」という静止画で、バセットホルン(アルトクラリネット)と表記されていた。細かく分類しない方針らしい。
それにしても、なぜ、アルトクラリネットの演奏曲が、「クラリネットをこわしちゃった」なのか、疑問。知られた曲ということなのだろうが、縁起悪い!

なんと木管楽器の中には、ちゃんとサクソフォンというページもある。
こちらは、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンのそれぞれに演奏の動画が2曲ずつ与えられている。バリサクで「夢の後に」や「白鳥」が見て聞けるのは結構なことだと思う。どれもなかなか良い演奏だと思った。
サックスに比べると、低音クラリネットのできがイマイチというの実感。
エスクラやソプラノ管は悪くないと思うのだが、バスクラの演奏はいただけない。
バセットホルン(アルトクラ)にいたっては、選曲からして準備も何もないんでしょうね。

非営利目的ということなので、勝手に各自の(特に営利目的の)サイトに使うことはできないようだが、学校や家庭で無償で利用できることになっている。
楽器以外にもいろいろな画像素材があって、なかなか楽しめそうだ。
先月20日に紹介した「音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか」 (ブルーバックス 1567) の雑感のつづき。
第5章までは、いわゆる西洋音楽の基礎的なお話なので、ほぼ知っていたし、そうでなくても理解できる範囲なのだが、第6章の民俗音楽の話となると、そういかなくなった。
知っていたつもりだが全然大きく誤解していた部分が多い。
具体的に列挙しないが、ひとつ挙げれば、民族音楽を現代の西洋楽器で演奏する場合、西洋音楽の楽譜は、全て、近い音に近似して表現しているに過ぎないということ。
そして、音律の構成は、各人の聞き分けられる聴力に依存する。
著者が書いているように、西洋音楽的な意味で「理屈」をつければ、こういう解説もできるという論が展開されている。

私の学生時代とは違って、最近は中学校の音楽の授業でも西洋音楽一辺倒ではなく雅楽などの日本の音楽から、世界の民族音楽まで扱うというのは、いいことだと思う。

また、著者(本職は高エネルギー研究らしい)が、打楽器の演奏をするらしく、続く第7章では、打楽器の音律の話も書いてある。鍵盤系の打楽器の音律の科学的な説明を読んだのは、この本が初めてだと思う。

音律、音階をいじる話の登場する最終章では、クラシック系に限らず、いろいろなジャンルのミュージシャンがトライしている話があって、興味深い。

知っていると思っても、わかっているつもりでも、一度、こういった本で本当にどこまで自分が理解しているのか、その理解を確認するのは意味があることだと思う。


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