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比較的よく聞くCDの中に、バロック音楽をサックスで演奏したものがある。それも、オルガン伴奏によるものだ。
MUSIK DES BAROCK FÜR SAXOPHON UND ORGEL
演奏は、Manfred Wordtmannのサクソフォン、Hans-Martin Limbergのパイプオルガン
このCDには、マルチェルロのオーボエ協奏曲、ヴィヴァルディのソナタなどとともに、J.S.Bachのフルートソナタハ長調BWV1033が収録されている。これをアルトサックスでアルトサックス用の譜面としてそのまま演奏しているため、ハ長調の曲が変ホ長調になってしまっているが、そんなことはどうでもいいくらい引き込まれてしまう。特に第1楽章のAndanteの部分は、バッハの時代にありえないサクソフォンという楽器による演奏なのに、残響たっぷり(まるで風呂場)ながら静かなオルガン伴奏にのって不思議なほど神秘的に感じる。第2楽章は自分で演奏してみたくなる。実際やってみると、私のレベルにはちょうどいい指とタンギングの練習になる。フルート奏者からは邪道だといわれそうだ。確かに原曲の持つ室内楽的な響きとは一線を画しているが、この曲の持つ生命力は、サックスで演奏しても全然損なわれないと思う。
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一時期、高値になっていたズッキーニが去年の春なみに安くなってきた。
輸入品(たぶん韓国産?)だが、先週から近所のお店で1本100円に戻った。
ズッキーニが安いと、ラタトゥイユを作りたくなる。
といっても私が作るのは、村上祥子氏方式で、電子レンジを使うし、トマトも缶詰などは使わず、生のものを1つ入れるだけなので、見た目も味もあっさりしている。
ラタトゥイユは夏野菜の料理ということになっているらしいが、煮込んだ野菜たっぷり(ビタミンたっぷり、繊維たっぷり)なので、夏だけといわず、年中、食べるといいと思う。
スカラムーシュという曲は、みにくいアヒルの子のようだ。

1937年、当時の著名な女流ピアニスト、マルセル・メイエとイダ・ジャンケレヴィッチが、2台のピアノ用の新曲をミヨーに対して委嘱した。
ミヨーはこの依頼に乗り気でなく、以前に作曲してあったモリエールの喜劇
「空飛ぶお医者さん」の劇伴音楽から、つぎはぎして提供したらしい。
つまりやっつけ仕事といえるだろう。そのせいかミヨーはこの曲を出版したがらなかった。
しかし、この曲が聴衆には大受けしてしまう。これには作曲者自身が驚いたようだ。
驚いただけでなく、ベニー・グッドマンのためにクラリネット独奏と
オーケストラのための曲に編曲して提供している。
この後ミヨーはグッドマンのために、新たにクラリネット協奏曲も作曲したのだが、
何が気に入らなかったのか、グッドマンは協奏曲の方は演奏せず、
スカラムーシュばかり演奏したという。
其の後、さらにアルトサックス独奏とオケ伴奏という編成も作られ、ミュールが初演している。
現在は、アルトサックス独奏とピアノ伴奏という編成(これも作曲者自身の編曲)
で演奏されることがおそらく最も多く、クラシック系サクソフォン奏者の重要な
レパートリーの1つになってしまった。
スカラムーシュは、ミヨーの全作品の中で、演奏頻度も録音頻度も最も高い曲
ではないだろうか。そして、ミヨーといったら、この曲しか知らないという人も
少なからずいそうな気がする。
このように作曲者自身の中での評価が低いのに聴衆の反応が熱狂的という例は、
サンサーンスの動物の謝肉祭や、ラベルの亡き王女のためのパヴァーヌなど
なぜかフランスの作曲家の作品に多いように感じるのは私だけだろうか。
いずれも、作曲の技巧に走らず、比較的シンプルにできているというのが
共通点のような気がする。

スカラムーシュの編成はいろいろあるが、私の個人的な好みでは、カラフルな
オケ伴奏も楽しいが、ちょっと変わったところで、森田一浩編曲による
クラリネット8重奏版がお勧め。サックス独奏よりもミヨー臭さ
(多調性っぽさ)が、強くにじみ出ていて面白い。ミヨーの他の楽曲に
共通する独特の体臭を感じ取ることができる編成だと思う。
ただし、この曲が幅広くウケた要因の1つが、ミヨー臭さが薄いところに
あったとしたら、私はハズしているのかもしれません。

参考CD
プーランク:2台のピアノための協奏曲他
オリジナルの2台のピアノによる演奏が収録されています。
ラベック姉妹による演奏はとてもかっこいい。

ベニー・グッドマンへのオマージュ  
エドアウト・ブルンナーのクラリネット独奏によるスカラムーシュの他、ミヨー、ヒンデミット、コープランドの協奏曲入り

東京クラリネットアンサンブル/華麗なるクラリネットアンサンブルの世界II
クラリネット8重奏版が聴けます。
今年もついに始まりました。私は数年前に症状を自覚してアレルギー検査をやってもらい、それ以降毎年、同じクリニックで同じ薬(アレグラとオノンと点鼻薬、点眼薬)を処方してもらっている。これらの薬は確かに効果があるのだが、副作用として結構眠くなるのが難点。飲まずに済ませられれば飲みたくない。昨年は、症状があまり出なかったこともあり、そのクリニックにも行かなかったし、したがって薬ももらわなかった。この冬は当初、花粉の飛散量が平年以下(3割程度?)という情報があったので油断していた。が、先週くらいから、それらしい症状が始まった。一昨年の薬が残っているので、まだ数日は耐えられそうだが、来週くらいには例のクリニックへ出向くとしましょう。ああ、憂鬱。
クラリネット関連CDを約200枚、知り合いが車で持っていってくれた。
段ボール2箱が消えた。
今回はクラリネット関連としては、ソロ(ピアノ伴奏を含む)、室内楽(弦楽四重奏とクラリネットなど)、協奏曲、同族アンサンブル(クラリネットだけによる四重奏から、60人以上の大合奏も)、および管楽アンサンブルまで、いろいろ処分した。合宿に持っていってくれて、仲間に分けてくれるそうだ。感謝。
最近、ようやく就寝前の歯磨きをするようになった子パンダ君。
とはいっても、歯と歯の間に食べ物が詰まっていない限り、本気で磨くわけではない。それに、歯の裏側は親が仕上げ磨きをしてもなかなか十分には磨けないもの。子パンダの歯の黒ずみが気になっていた妻が子パンダを連れて歯医者へ行った。1年前くらいなら、わめいたり、男性の医者に噛み付いたりと大暴れだった子パンダも、昨日はおとなしく診察を受けたようだ(成長したということだろうか)。
歯医者によれば、虫歯もないし、磨き方も特に問題なさそうとのことで、妻も一安心。半年に一度くらいはフッ素を塗りに来てほしいそうだ。すると次回は10月頃かな。


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