育児と趣味の料理とクラシック音楽と
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ウジューヌ・ボザ(Eugene Bozza) (1905-1991)が(クラシック)サックスの神様マルセル・ミュールのために作曲した小品。物憂げな甘い旋律が魅力的。技術的には私のような初心者レベルでも十分演奏可能なもの。
ただ、ミュールの一番弟子だったデファイエとボザとの有名な確執のため、デファイエ自身は全く演奏していないそうだし、その弟子の方々もほとんど演奏しないようだ。せっかくの曲なのにサックスの演奏は少ないのだ。 ところが、この甘い旋律に惹かれるのか意外とクラリネット奏者による演奏が少なくない。ベルリンフィルの首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスが何年か前に来日したおりのリサイタルのアンコールにこれを演奏していたのは印象的。作曲者名をドイツ語的に「オイゲネ・ボッツァ」と発音していたのは笑ってしまったが。 ロシアのクラリネット奏者Alexey Gorokholinskyの"Time Pieces"というタイトルのCDにも入っている。アルトサックスの譜面と同じ伴奏譜が使われるため、Bb管クラリネットには音域が低めでクラ吹きには少々欲求不満になる人もいるかもしれないが、この音域であることがかえってサックスの場合よりも物憂げな情緒が感じられていいと思います。 PR
日テレのアナウンサー、大杉君枝さん(私と同年齢?)が飛び降り自殺したそうだ。一瞬、ピンと来なかったが、何年か前「所さんの目がテン!」をやっていた、あの(旧姓)鈴木君枝さんだとわかって衝撃を受けた。明るさと芸人風のキャラは私のお気に入りで、ファンだったのに。
昨年10月に出産後、体調を崩していたらしい。最初のネット情報ではそれ以上は伝わっていなかったが、その後の記事などから、線維筋痛症と闘病していたことがわかった。線維筋痛症という名称は今回初めて知った。ネットで調べたかぎり(たとえば線維筋痛症とは)では、リューマチとか膠原病などといわれるものに近いような印象だ。原因不明で治療も痛み止めの対症療法しかないのに、個人差があるものの激痛が走り、日常生活に支障が出るという。これでは、乳児の育児などできようもなかったろうに。また、レントゲンなどに異常が出ず、診断が難しいため、周囲からは「怠け者」扱いされやすいという過酷な面もあるという。自殺するしか選択肢が見えなくなってしまったのは、私には量り知れない事情があったのだろうから、ご本人を責める気には全くならない。同情あるのみ。ただ、育児中の父親である身としては、気がかりなのは残された赤ちゃんだ。 お悔やみ申し上げます。
近所の神社で、節分祭があった。裃を着けた人が10人くらい並んで、豆などが入った袋を、豆まきよろしく投げていた。私は子パンダをおんぶして見ていたので、何もキャッチできなかった。どうやら、その袋には豆以外のお菓子や5円玉、それに賞品の引換券などが入っていたらしい。福引きの景品交換所のような場所が作られていた。何ももらえなかったね、といって歩いていた帰り道、高齢のご婦人が子パンダに話しかけてきた。「何かもらえた?もし、良ければ、これをあげるよ」といってくれたのが懐かしい「チョコボール」(ピーナツ)。
子パンダは喜んで家に着くなり、私に開けさせて食べはじめた。 しかし、子パンダは、コーティングされているチョコの部分だけ器用になめ尽くして私に差し出した。ピーナツだけを私にくれたのだ。たしかにピーナツを食べさせたことがないから、ガリッと噛み砕くことができないのか、その発想がないのかもしれない。子パンダには悪いが、私はウケて笑ってしまった。 そのチョコをはがされたピーナツは、私がおいしくいただきました。
先月から放送している「のだめカンタービレ」のアニメ版。
夜中に放送しているので、録画しておいたものを家族で見ている。 すると、子パンダ君は「音楽やりたい」とのたまった。 「ピアノやる?」と尋ねても「バイオリン?」と尋ねても「やだ」といい、腕を広げてスイングさせてみせた。4歳にして指揮者志望か? 影響されやすいですね。 楽器の幼児教育はよくあるが、幼児用の指揮者養成コースは聞いたことがないなあ。 指揮者には棒の振り方という部分もあることはあるが、重要なのは、それまでの準備であって、まず楽譜を読み込めることが必須。 そのため、音符はもとより文字も数字も読めない子パンダに指揮者としての訓練をすることはおそらく無理でしょうね。 本当に指揮者になりたいのなら、先日放送された大野和士氏の番組でも見せようかな。
先日、妻が子パンダを連れて、幼児教育の某教室を訪れた。
そこで子パンダはいくつかテストを受けたらしく、翌日にその結果を聞きに妻は再度、その教室を訪れた。そこで妻はかなり腹が立ったらしい。 担当者いわく、子パンダは、4歳にしては知能遅れで3歳レベルだとか。親が何でもやってあげすぎたんでしょうだとか。今なら間に合うから入会しなさいとか。 私がその場にいても怒ったかもしれない。 こういう脅しに近いセールストークって、今でもまかり通るんですね。各営業員の思いつきでしょうか。それとも会社の方針なのでしょうか。 結局、私も妻の意向に同意して、この教室には入会しないことに決めました。 もう少し工夫できないのでしょかね。たとえば、長所を挙げた上で、不足点を指摘して、教室が子供の不足点の発達に役に立つという言い方ができれば、こちらも入会する気になったのに。 お客様の視点・気持ちを無視したやり方だなと感じた。 情けない会社。
私がクラリネットを始めたばかりの頃に、練習曲以外で最初に(転びながらも)通せた曲がこれ。
ボーカン(Albert Beaucamp)という人は、この曲くらいしか知らない。ネットで調べると、指揮者としてモーリス・アンドレのトランペット協奏曲集に登場するらしい。 クラリネットという楽器は、記譜で五線の中央のシとその半音下が断絶しており、これが初心者クラ吹きの最初の難関ではなかろうか。元々サックス吹きだった私には、穴を指で直接ふさぐことと、この断絶が二大困難だった。 この曲にはその難しさがほとんどなかったと記憶している。 基本的にゆっくりした悲しいげな曲で、叙情的に吹けば私でもそれなりにさまになる。 中間部はやや速くする指示が書いてあるが、譜面に16分音符が登場するので(両端部分は基本的に8分音符まで)、無理に速度を上げなくても速くなったような印象を与えている。 3分程度の短いもので、かつ、激しく盛り上がる曲ではないせいか、生演奏を聴いたことがないし、CDでもあまり取り上げらないようだ。私が最初に聴いたのは、藤井洋子氏の帰国記念のリサイタルを収録したデビューCDでアンコール曲だったようだ(現在入手可能かどうか知りません)。最近では、N響の磯部周平氏の「エレジー」というCD(MM-1101)に収録されている。 こういう曲を表情豊かに演奏できるといいんだけなあ。 特に吹奏楽出身のクラ吹きさんたち。 |
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