育児と趣味の料理とクラシック音楽と
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私がクラリネットを始めたばかりの頃に、練習曲以外で最初に(転びながらも)通せた曲がこれ。
ボーカン(Albert Beaucamp)という人は、この曲くらいしか知らない。ネットで調べると、指揮者としてモーリス・アンドレのトランペット協奏曲集に登場するらしい。 クラリネットという楽器は、記譜で五線の中央のシとその半音下が断絶しており、これが初心者クラ吹きの最初の難関ではなかろうか。元々サックス吹きだった私には、穴を指で直接ふさぐことと、この断絶が二大困難だった。 この曲にはその難しさがほとんどなかったと記憶している。 基本的にゆっくりした悲しいげな曲で、叙情的に吹けば私でもそれなりにさまになる。 中間部はやや速くする指示が書いてあるが、譜面に16分音符が登場するので(両端部分は基本的に8分音符まで)、無理に速度を上げなくても速くなったような印象を与えている。 3分程度の短いもので、かつ、激しく盛り上がる曲ではないせいか、生演奏を聴いたことがないし、CDでもあまり取り上げらないようだ。私が最初に聴いたのは、藤井洋子氏の帰国記念のリサイタルを収録したデビューCDでアンコール曲だったようだ(現在入手可能かどうか知りません)。最近では、N響の磯部周平氏の「エレジー」というCD(MM-1101)に収録されている。 こういう曲を表情豊かに演奏できるといいんだけなあ。 特に吹奏楽出身のクラ吹きさんたち。 PR |
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