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パイパーズ3月号が届いた。
今月号の記事で一番興味深かったのは、「オーケストラ・ライブラリアンという仕事」。東京フィルの使う楽譜に関連する仕事を一切引き受ける、重要な裏方さん。
クラリネットで音大を出た方とバイオリンで音大を出た方が、音楽を楽器をわかっている人でないとできない仕事をされている。演奏会で使う楽譜の手配(普通には入手不可能なものを演奏会までに手に入れる)や、スコアとパート譜の不一致の修正、譜めくりの妥当性などなど。こういう人たちに支えられて演奏会は成立するんですね。なかでも気になったのは、和紙テープ。本来は本の修正に使われるそうで、楽譜の補修に使われるとか。和紙なので、貼っても目立たず、上から鉛筆で書け、しかも時間の経過とともに紙と同化していくという。これいいかも。

驚いた記事は、クラリネットの巨匠ジャック・ランスロが今年の2月に亡くなったという記事。
私は、あのいわゆる「ちりめんビブラート」がどうしても好きになれず、CDもほとんど持っていないが、多くの奏者を育てり、多くの教則本を残した巨匠の死去は、時代の移り変わりというようなものを感じた。
サックスの方では、2001年にマルセル・ミュールが、2002年にはその弟子ダニエル・デファイエが相次いで亡くなり、確実に1時代の終わりを感じていたが、クラリネットも少なくともフランスでは、1時代が終わったのかもしれない。


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