育児と趣味の料理とクラシック音楽と
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脳を活性化するとか若返らせるといった売り文句で脳トレが流行らしいが、人によって効果的なトレーニング方法は違うだろう。
私の場合、理系の学部を卒業したし、数学的な基礎力は(当時は)それなりにあったつもりだったが、ここ数年、そういう頭の使い方をしなかった。それが異動にともなってまた、仕事上、数学的な考察をする必要が出てきた。 そういった人間には、足し算のトレーニングよりも、大学の学部生が教養課程で教わる程度の数学を復習する方が、役に立つし、トレーニング効果も大きそうだ。 そこで、こういう人にお勧めなのが、岡山大学大学院の金谷健一教授の2冊。 (1)これなら分かる応用数学教室―最小二乗法からウェーブレットまで 最小二乗法と「直交」という道具だけで、フーリエ変換やウェーブレットまで一貫して同じ発想・理論で説明している。見かけが全然違う別領域の学問から出てくる数式を実は同じようなことをしているだけということを教えてくれる。 (2)これなら分かる最適化数学―基礎原理から計算手法まで こちらはまだ買ったばかりなので、詳細は見えていないが、上の本と同様のことが期待できそう。 やさしい内容から説き起こし、前段の内容・手法を使って次の段を説明していく。読み進めれば読み進めるほど、その威力が伝わってくる。 パッと見ると、ありきたりの教科書なのですが、共通の言葉で、いろいろな領域を横断的・網羅的に説明している稀有な本だと思う。 学生時代に出会いたかった、こういう本。 金谷健一教授のページは、こちら PR |
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