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久しぶりにクラシック系サクソフォンのCDを購入した。
Jean-Marie Londeix: Private Recordings
神様といわれたマルセル・ミュールの弟子で、デファイエと人気を2分していた巨匠。
1957年から1983年の演奏が収録されている(1曲だけ1995年の録音もあるが、それはロンデックスが指揮したもので本人の音はない)。
よく知る曲から、あまり知らない曲まであるが、どの演奏を聞いても、師匠ミュールの影響が色濃く聞き取れる。特にビブラートは、良くも悪くもミュールそっくり。
デファイエが指導するときに、自分の教えは全て師匠(ミュール)に言われたことだと言っていたそうだが、デファイエの録音を聞く限り、師匠とは違うスタイルを感じるのに対して、ロンデックスの録音は、ミュールそっくりに聞こえる箇所がたくさんある。
定番であるイベールやグラズノフの協奏曲、クレストンのソナタといったところがないのが少々物足りないと感じる人もいるだろう。それに1957年から60年代にかけての演奏は録音状態がイマイチ。演奏そのものも細部には突っ込みたくなる箇所もある。
だが、ミュールを第1世代とすれば、いわゆる第2世代の貴重な歴史を知るには充分な内容だ。
万人向けとは言いがたいが、クラシック系のサクソフォンに深い興味のある方は、購入しても損はないと思う。
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