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数多あるヴァイオリンのためのソナタの中でも、屈指の名曲であるこの曲は、
他の楽器でもいろいろ演奏される。チェロでやるのは当たり前。他にも、たとえばパユによるフルート演奏は特筆もので、ヴァイオリン奏者に聴いてもらいたいほどだ。
私は元々アマチュアのサックス吹きだったためか、私の手元にはアルトサックスによる演奏と、バリトンサックスによる演奏がある。アルトサックスによる演奏は生演奏で先に聴いていたので、音源があって嬉しかっただけだが、バリトンサックスの演奏は衝撃を覚えた。ものすごく熱いのだ。激しすぎるくらいだ。チェロで演奏するよりも、ドロドロした情念のほとばしりさえ感じられてしまって、圧倒される。皆さんも機会があったら、バリトンサックスによるこの曲の演奏に接してみてほしい。
サックスは、発明された時代が遅くて、オリジナル曲にバロックはもとより、古典派、ロマン派の音楽が存在しないため、それらの時代の声楽やいろいろな楽器のための曲をどん欲に編曲して演奏してきていた。教育的な目的を除けば、そういった試みは、サックスを吹いていた私の耳で好意的に聴いても、成功しているとは言い難いものが少なくないのだが、このフランクのソナタは、数少ない成功例かもしれない。
あるいは、この曲が楽器を選り好みしない性格の音楽なのかもしれない。
だとすると、もっと他の楽器でも聴いてみたくなる。ファゴットには、テレマンの時代から豊富に曲が存在するから必要ないのかもしれないが、サックスと同様に生まれの遅かったユーフォニウムや、低音クラリネットの演奏を聴いてみたい。
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