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育児と趣味の料理とクラシック音楽と
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別に韓国ドラマに興味があるわけではないのだが、先日、テレビ欄に「ベートーヴェン・ウィルス」というタイトルを見つけて、録画してみた。
気位の高い天才的な指揮者とか、団員との恋愛という設定は、よくあるものだが、韓国ドラマとしてはクラシック音楽を題材に使うのは珍しいとのこと。
テレビ東京が放送するというのは、地味に追い討ちをかけることになるかな。
でも、どんな展開になるのか、ちょっと楽しみ。
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ぼんやりしていたら、OTTAVAも番組改編されていた。
先月末で、bruno, rosso, verdeが終了していた。
現在、配信中のものは、bleu, celesteのみとなったようだ。
OTTAVAの配信は、自分の既存の狭い守備範囲を超えて、クラシック音楽の大海原から巨大なNaxosの音源(だけではないかもしれないが)で聴かせてくれるので、未知の作曲家との出会いが嬉しい。
でも、曲名などの情報が見たいときには、ottava caffe selectionというサイトを観に行かなければならないのが玉にきず。
magnatuneのように、podcastの情報に入れておいてくれれば、iPodを電車の中で聴いているときでも、曲名が確認できるのに。

パイパーズ3月号が届いた。
今月号の記事で一番興味深かったのは、「オーケストラ・ライブラリアンという仕事」。東京フィルの使う楽譜に関連する仕事を一切引き受ける、重要な裏方さん。
クラリネットで音大を出た方とバイオリンで音大を出た方が、音楽を楽器をわかっている人でないとできない仕事をされている。演奏会で使う楽譜の手配(普通には入手不可能なものを演奏会までに手に入れる)や、スコアとパート譜の不一致の修正、譜めくりの妥当性などなど。こういう人たちに支えられて演奏会は成立するんですね。なかでも気になったのは、和紙テープ。本来は本の修正に使われるそうで、楽譜の補修に使われるとか。和紙なので、貼っても目立たず、上から鉛筆で書け、しかも時間の経過とともに紙と同化していくという。これいいかも。

驚いた記事は、クラリネットの巨匠ジャック・ランスロが今年の2月に亡くなったという記事。
私は、あのいわゆる「ちりめんビブラート」がどうしても好きになれず、CDもほとんど持っていないが、多くの奏者を育てり、多くの教則本を残した巨匠の死去は、時代の移り変わりというようなものを感じた。
サックスの方では、2001年にマルセル・ミュールが、2002年にはその弟子ダニエル・デファイエが相次いで亡くなり、確実に1時代の終わりを感じていたが、クラリネットも少なくともフランスでは、1時代が終わったのかもしれない。


久しぶりにクラシック系サクソフォンのCDを購入した。
Jean-Marie Londeix: Private Recordings
神様といわれたマルセル・ミュールの弟子で、デファイエと人気を2分していた巨匠。
1957年から1983年の演奏が収録されている(1曲だけ1995年の録音もあるが、それはロンデックスが指揮したもので本人の音はない)。
よく知る曲から、あまり知らない曲まであるが、どの演奏を聞いても、師匠ミュールの影響が色濃く聞き取れる。特にビブラートは、良くも悪くもミュールそっくり。
デファイエが指導するときに、自分の教えは全て師匠(ミュール)に言われたことだと言っていたそうだが、デファイエの録音を聞く限り、師匠とは違うスタイルを感じるのに対して、ロンデックスの録音は、ミュールそっくりに聞こえる箇所がたくさんある。
定番であるイベールやグラズノフの協奏曲、クレストンのソナタといったところがないのが少々物足りないと感じる人もいるだろう。それに1957年から60年代にかけての演奏は録音状態がイマイチ。演奏そのものも細部には突っ込みたくなる箇所もある。
だが、ミュールを第1世代とすれば、いわゆる第2世代の貴重な歴史を知るには充分な内容だ。
万人向けとは言いがたいが、クラシック系のサクソフォンに深い興味のある方は、購入しても損はないと思う。
「ロメオとジュリエット」といえば、(特に吹奏楽関係者には)プロコフィエフの方が有名だが、私は甘美なメロディに陶酔することができるチャイコフスキーの曲も好きだ。この曲は、29歳の頃の作品。ウィキペディアによると、交響曲第1番と第2番の間で書かれ、チャイコフスキー最初の傑作だそうだ。
チャイコフスキーらしさに満ちた暗さ・激しさと甘さが交互に訪れて、楽しい。
いつものように International Music Score Library Project 内のチャイコフスキーのページから、楽譜をダウンロードして、見ながらCDを聞いてみると、一致しないところが多すぎて、なんだか訳が分からなくなった。よく見てみると、私がダウンロードしたのは第1稿だったのだ。普段聞く事ができる譜面は第3稿だとか。そのページの下の方に第3稿もあった。
せっかく第1稿の譜面もダウンロードしたので、機会があれば、第1稿の演奏も聞いてみたい気がする。
WGBHというボストンのラジオ局が配信しているポッドキャストがある。
1月31日配信分は、日本人のマリンバ奏者布谷史人が登場。
バッハのシャコンヌをマリンバに編曲したものが聞ける。
また、WGBHのサイトでは、インタビュー(もちろん英語)と赤とんぼなどの演奏もストリーミングで聞くことができる。いずれも、ライブ録音の修正なしらしい。
(「赤とんぼ」というタイトルのCDがアマゾンで売っている。)
かなりのテクニックの持ち主のようだ。この人なら、A.リードのマリンバ・コンチェルティーノも完璧にライブで演奏してくれそうだ。
今後の活躍に大いに期待したい。


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