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YouTubeにはいろいろな映像がアップされているが、音楽もたくさんありますね。
どこかで聞いたところによると、1投稿あたり10分間までとなっているとか。
でも、カラヤン指揮によるベートーヴェンの交響曲第7番は違います。すでに多くのサイトからリンクされているようだ。なんといっても、全4楽章まるまる入っている。33分間も。でも、この曲にしては短いような。カラヤンって、こんなにテンポ速かったっけ。
3つの特殊なひな壇に乗せられたベルリンフィルを元気な頃のカラヤンが自在に振っている(いつものように目をつぶって)。団員の髪型や顔ぶれからすると、1970年代かな。管楽器の面々ははっきり映っていないが、おそらく、フルートのトップはアンドレアス・ブラウで、クラリネットのトップは、カール・ライスターだろう。
映像も音も、クオリティを求めるならDVDを買わなければならないが、YouTubeの映像と音だけでも充分、朝の目覚ましになる。アドレナリンが出まくり!
おすすめ。
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Naxosの最新のpodcast(2008/08/11付)は、Lute-harpsichordを使った大バッハの曲を集めたCDの紹介。podcastの冒頭の音を聞いた印象はギターっぽいという感じ。でも演奏はギターというより鍵盤楽器のそれ。調べてみると、楽器の形はハープシコードでありながら、弦は金属製でなくガットだそうだ。どうりで、キンキンした金属的な音ではなく、耳にやさしいものだったわけだ。
紹介されているCDはこちら。CDで演奏した奏者に電話でインタビューした内容もpodcastで聞くことができる。
Naxosのpodcastのサイトから、”Podcast: Bach - Music for Lute-Harpsichord”を探してみてください。
音色も演奏も心地よいので、podcastだけでも聞いてみることをお勧めします。

先日のN響アワーを見た。ローマ賞とベルリオーズの話だったが、目が吸い寄せられたのは、指揮者小林研一郎氏(オフィシャルサイトはこちら)の膝だ。氏が指揮したのは幻想交響曲。全曲放送されたわけではない(放送は、第1楽章と第5楽章のみ)し、放送された楽章でも常に氏の全身が映っていたわけではないのだが、映っている姿は、常に半分膝を曲げた姿勢! 他の指揮者でもオーケストラの音量を突然下げさせる場合や、アクセントを体で示したいときには、体を沈めるような姿勢をとるのは普通だと思うが、それはたいてい一瞬だけで終わって、すぐに膝も背中もまっすぐに戻す。ところが、小林研一郎氏は、膝を曲げた、まるでスキーの滑降のような体勢が基本姿勢のようなのだ。
氏は1940年生まれでこの放送の収録は2007年だから、氏の年齢は66歳か67歳!
40代なのに運動不足の情けない私には、あの姿勢を1分も続けることはできそうもない。楽章間の休みがあるとはいえ、幻想交響曲なんて50分を超える大曲だ。私にとっては、この点だけでも充分に尊敬に値する。もちろん、指揮の動きや表情は、「炎のコバケン」そのもので若々しいし、出てくる音楽もエネルギーに満ちている(メリハリがはっきりしていて、どちらかというと粘っこい)。
自分の体を鍛えないといけないと反省すると同時に、もし機会があれば、氏の指揮の下で演奏に参加してみたいなあ、と思った。
私はクロンマーのクラリネット協奏曲が好きだ。
聴きやすいし、結構、良い曲だと思うのだが、世間(特にクラリネット吹きの間)では評価が高くない。明るさと明快さが、ちょっと間違えると安っぽく聞こえてしまう危険があるのかもしれない。技術的難易度の点では、モーツァルトと同等程度であり、華やかさはあるが、ウェーバーほど派手ではない。変ホ長調なので、Bb管で無理せずに美しい響きが得やすい、などなど、好ましいポイントが多いのに。
録音の数はそれなりにあるのだが、演奏会に取り上げられるのをあまり聴いたことがない。
録音も、カップリング相手をどう選ぶかで微妙な立場にあるようだ。よくカップリングされるのは、モーツァルトのクラリネット協奏曲か、クロンマーの2曲ある2本のクラリネットのための協奏曲の1つだ。クロンマーの作品だけで揃えるのは、アルバムとしての統一感は完璧だが、もう1人クラリネット独奏者を確保しなければならないことと、知名度の視点から売れるのか心配なのか、数は少ない(ブイケンス親子のCDか、NaxosのCDしか見たことがない)。一方、モーツァルトのクラリネット協奏曲とカップリングするのは、売れ行きはある程度期待できるし、両作曲家の同時代性(モーツァルトは1756年生まれ、クロンマーは1759年生まれ)から、悪くないのだが、最晩年の充実しきったモーツァルトと並べられると見劣りしてしまうのだ。
もっとも、モーツァルトのクラリネット協奏曲にもカップリング相手の選択の問題はあるのだが、それは後日。
もっと、多くの人に聞いてもらいたいし、もっと演奏されてしかるべき曲だと思う。
この曲は、バイオリンの巨匠オイストラフが聴いて感激し、作曲者を説得してバイオリンソナタ(第2番)にもしてもらったというエピソードが有名。バイオリンの方は、そこそこ演奏されるそうだが、原曲のフルートの方は演奏される機会がやたら少ないらしい。なんせ、長い。管楽器のソナタでありながら、全4楽章で演奏時間23分というのはかなりの大曲といえる。よくも悪くもプロコフィエフらしさがあるが、聞いていると結構楽しいのだが、演奏する側がきついのだろう。
録音は多くないようだ。ランパルとパユの録音があるのは知っていたが、Naxosのサイトで、シャロン・ベザリー(Sharon Bezaly)という奏者を知った。試聴してみたら、めちゃくちゃ巧い。この人、フルート吹きの間では有名だそうですね。
現代音楽や前衛ものにも積極的だそうで、すでにたくさんの録音を出しているが、今後もパユ同様に期待したい。
余談だが、Wikipediaによると、この人のフルートは、ムラマツ製(特注か?)の24金ものだとか。
もう1つ余談だが、この人、スウェーデンのクラシック専門レーベルBISのオーナー(Robert von Bahr)と結婚しているんですね。この人が1972年生まれで、オーナーの方は1943年生まれということは年の差29歳。余計なお世話でした。
久しぶりに興味深いサイトを見つけた。
Beyond the Score
いろいろな情報があるが、たとえば、Video/Downloadsというページへ行くと、解説つきでシカゴ交響楽団の演奏の様子が録画されたものがダウンロードできる。
100MBを超えるサイズだ。
もちろん、解説は英語だが、難しい単語などははほとんどないし、速度も発音も日本人の耳にも聞き取りやすいので是非、挑戦してみて欲しい。
クラリネット奏者のジョン・ブルース・イェー(アジア系)が日本フィルの伊藤寛隆氏にダブッて見えるのは私だけ?


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