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以前このブログに書いた OTTAVA (こちらの方が日本語がたくさんあって見やすいかも)の中で、週末の放送・配信分である、Caffe verde を聴いていた。先週(3/16)分(iTunes用 / RSS Podcasting)の配信は、耳に残る(というか初耳の)曲が3曲あった。
1つ目(4曲目)は、エルガーの頌歌「ミュージック・メイカーズ」op.69から「何故なら、われらは遠くにあり」。エルガーの曲は多く知っているわけではないが、こんな劇的な曲があるとは思わなかった。それにしても、Music Makers (A.Reedの曲ではありません)を無理に邦訳して「音楽の作り手」とされると、一瞬とまどう。
2つ目(6曲目)は、ディーリアスの歌劇「コアンガ」から「ラ・カリンダ」。ディーリアスの特徴である「さわやかさ」がとても気持ちいい。出だしのオーボエだけでも春の朝に聴くと気持ち良さそうだ。でも、さわやかなだけでなく、ビゼーのアルルの女かグリーグのペールギュントにも共通するようなちょっと民族音楽っぽい楽しさも感じさせる。この作曲家には強烈なアクがないせいかクラシックの中でもいまいちマイナーな存在のようだが、それがリラックスしたいときにはプラスに作用するように思う。
そして、もっとも耳についたのが、シネシという人の作品で「あの頃の音」というギター独奏曲。OTTAVAのページには、カタナカでシネシとしか記述がないが、詳細情報に音源となったNaxosのCD番号(8.557658)があったので、それを頼りにググった。
1960年アルゼンチン生まれのギタリスト兼作曲家Quique Sinesi (キケ・シネシ)。この人のサイトのCDのページには、試聴用にMP3音源も少し置いてある。たとえばTango para Charlie では、Berliner Tanguismos Part IVというアルトサックスとギターの二重奏が聴ける。NaxosのCDの奏者はかなりクラシックらしい弾き方で、本人はかなりジャズっぽく聞こえるが、どちらも大変面白い。
ちょっとブラジルのショーロを思い起こさせる。

初耳ではないが、演奏が気に入ったのは、威風堂々第1番。指揮者がジェームス・ジャッドだそうだ。なかなか良いです。たしかN響アワーで見た覚えがある。

そういえば、今日はクラノワの演奏会があったはずだが、家族全員が風邪気味で出かけることはできなかった。
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日本フィルがPodcastを提供している。
団員のヴィオラ奏者である新井豊治氏が司会になり、ゲストのインタビューをしながら、演奏会で演奏される曲の解説や聞きどころを紹介する番組だ。
N響アワー(NHK教育テレビ日曜夜9時)で、団員が出演したときに、いろいろな話を聞きながら演奏を放送しているが、それを思い出す。日本フィルのPodcastの方は、演奏会前に収録することもあって、実演奏はPodcastで聴けないようだが、ゲストの話はなかなか面白い。
昨年7月に始まり、最盛期には毎月4回くらい発信していたようだが、今年は、1月18日を最後に、2月も3月もまだ発信されていない。
今後も続けてほしい企画だ。
クラリネットの首席の伊藤先生も登場してほしいな。
クラシック音楽の日本語のストリーミングも少しずつ増えつつあるが、その中にOTTAVAがある。TBSが提供しているらしい。
Radio Stationとのことだが、iTunesのラジオの項目からは見えない。
podcast やLive streamingで聴くことができる。podcastは、iTunesに登録することで配信される。いくつか聴いてみたが、音質や演奏は問題ない。悪くない。
ただし、番組構成としては、賛否がわかれそうだ。
それは、番組の中では、曲名の説明などいっさいなく、しかも、曲と曲の間に無音部分がなく、さらに、なんの脈絡もなく、次々と楽章単位で全然違う作曲家の異なるジャンルの曲に飛んでしまう。このあたりは、iTunesのラジオの項目に存在する放送も同じだが。
曲名は、OTTAVAのホームページで調べればよいのだが、ホームページの構成も単純ではなく、目的の番組に到達するのに、ちょっと手間がかかる。
情報があればいい方で、時間帯によっては『ただいまの時間「NOW ONAIR」情報はありません』と表示されてしまうこともある。
まあ、いずれにしても、対象リスナーは私のようなオタクではなく、クラシック初心者のようであるから、細かいことはあげつらっても仕方ないかも。
ホームページのトップに以下のような文句が書いてあるのだ。
『ロックもジャズもR&Bもヒップホップも、聴いてきた。だけど…このラジオステーションから流れるクラシックは、いままで聴いたどの音楽よりも、長く付き合えそうな気がする。 コンテンポラリー・クラシック・ステーション「OTTAVA(オッターヴァ)」開局。』
私としては、作曲家ごとか、せめて、時代ごとに分類されているプログラムがあるとと利用しやすいと思うのだが。

知り合いにブラジル音楽、特にショーロに詳しい人がいる。
私も感化され、何枚かCDを買ったこともあった。
特に、Paulo Sergio Santosというクラ吹き(サックスも巧い)さんを知ったのは収穫だ。
その人から、最近ブログを書き始めたという知らせが入った。
All-time favorite musicというタイトルだ。
自分の持っているCDのリストをコメント付きで紹介している。
せっかく紹介しているのだから、そこにアマゾンとかHMVへのリンクを貼っておけばいいのに。

よろしければ、行ってみてください。

このブログを始めた頃に書いたヘンデルのリコーダーソナタ作品1の7のMP3をアップしました。全5楽章、続けて演奏しています。
またしてもFinaleによる演奏です。演奏スタイルをバロック風にしたためか、伴奏のチェンバロのアルペジオがちょっとウザイかも。
http://rapidshare.com/files/95097547/HandelSonata17S.mp3.zip.html

同じくFinale2006で打ち込んだもの。
オルガン曲は、機械的な演奏でも、結構聴ける感じです。

http://rapidshare.com/files/94148722/BWV526.zip.html
この第3楽章の途中にある、16分音符2つ+8分音符1つによるリズムが、妙に頭に残って、やみつきになりました。第3楽章の1分15秒あたりから始まります。それが、1分28秒くらいにくると複雑にからまりあって危険な世界へ誘うかのような魅力があります。

ちなみに、この曲のクラリネット・アンサンブル譜面とサックス・アンサンブル譜面が、「クラリネットとサクソフォンのアンサンブル楽譜の部屋」にありますので、ご興味のある方は、見てみてください。



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