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このブログにリンクを張ってありますが、久しぶりに Virtual Sheet Music へ行ってみたら、バッハの「2声のためのインヴェンション」のバスクラ2本版 がありました。
私は会員なので無料でダウンロードしました。
非会員だと約6ドルですが、15曲入っていて、スコア&パート譜ともにト音記号とへ音記号が収録されて120ページ以上あるので高くないと思います。

バスクラ(というか、曲がり管)用に吹きやすい音域になるように、どの曲も移調されています。本来ハ長調の第1曲目がすでに変イ長調といった具合です。
逆にソプラノ管ではおいしい高音域が出てこないので、向かないかも。

移調に関しては、文句のある人もいるかもしれませんが、それさえ気にしなければ、クラノワのように曲がり管の所有者がたくさんいるグループには楽しめそうです。

ざっと見た限りでは、バスクラだけでなく、アルトクラでも行けそうです。
バスとバス、あるいはアルトとアルトという意味です。
また、最低音が記譜のレ#なので、バスクラも、いわゆるLow-Cである必要はなく、Low-Es管で充分です。
本来、こういう企画は私がやりたかったことなので、先を越された印象です。

なお、ソプラノ管+バスクラで演奏してみたい人は、私の楽譜置き場へどうぞ。
ちなみに、私の楽譜置き場には、サックス2本で演奏できる版もあります。
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iPod+iTunesを使うようになって、最近CDを買わなくなった。
どうしても欲しい曲は1曲単位で、iTunesから購入できるし、その際、たいてい、30秒の視聴ができるので、「買って失敗だった」ということがなくなったのが大きい。
そうでなくても、私が聞くような曲は、クラシックの中でも売れ筋が外れたものが多いので、よほど都心の大きな店に行かないと置いていない。そんなときに家から、1曲単位で欲しい曲をしかも視聴して確認してから買うことができるだから、CDショップへ行く気がしない。
でも、まだ不十分だと思うことがある。
それはオペラだ。
映像というデータは、音声に比べて巨大である(たとえば60分のCDなら無圧縮で500MBほど。圧縮すれば50MB程度なのに対して、映像の場合、現在のDVDの画質(MPEG-2など)で60分ほどで約2GBになる。40倍!)ため、高速な通信路があっても、ネット配信は負荷が大きいのと、CD以上に著作権関連の問題があるらしい。
オペラのCDでもよいではないかという人もいるだろうが、そこは「劇」としての要素もあるオペラなので、せっかくだから映像も欲しい。
#そんなに画質にはこだわらないけど。

インターネットが普及する前は、レンタルCD屋さんがたくさんあった(クラシック系はあまり置いていないので私はあまり利用しなかったが)が、今それらはDVDのレンタルが主な収入ではないだろうか。
テレビドラマや映画など売れ筋の作品は、そういう店においてあるので、借りて見ることはできるが、オペラのDVDはそういった店で見たことがない。
個々の店舗というのは、商圏が限定されるので、無理かなと思って、TSUTAYAのオンラインレンタルのサイトで、「歌劇」で検索したが、「ドン・カルロ」の1つだけ。ネットでレンタルすれば、商圏は日本全国になるので、それなりに客数も見込めるはずなのに。

そこで、ネット配信に期待を寄せるわけです。
DVDほどの画質でなくてもいいから、(あるいはiPodで再生できるレベルでも可)WindowsMediaPlayerか、QuickTimeで再生可能なフォーマットで、DVDより少し安く販売してもらえないでしょうかね。
ちょっと調べた範囲では、見つかりませんでした。
それなりに需要はあると思うのです。

関門がいろいろあるとは思うのですが、可能なら、私自身がやってみたい事業でもあります。
カンタータを聴き始めたばかりで、ブランデンブルク協奏曲を「耳たこ」なほど聞いた人間にとっては、なんとも不思議な感覚に襲われる。

カンタータ第174番「われ、いと高き者を心を尽くして愛しまつる(Ich liebe den Höchsten von ganzem Gemüte)」
第1曲目のシンフォニアが、ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048の第1楽章をもとに書かれており、似ているが、よく聞くと明らかに違う。
ブランデンブルクの方は、弦楽合奏(通奏低音にチェンバロが加わる)なのにカンタータの方は、ホルン(コルノ・ダ・カッチャ)やオーボエ、コールアングレ(ターユ)などの管楽器が加わるのだ。
それにしても、慣れというのは恐ろしいもので、管楽器が入っているからカンタータの方だとわかっていても、聞き慣れた第1楽章の後には、後続する楽章が頭の中で期待して鳴ってしまう。そこへ、第2曲アルト独唱を伴うアリアが始まる。幸福な音楽。全5曲のうちで最も長いのはこの曲だ。じっくり味わいたい。
バッハの曲には、このようにアルト独唱がソプラノと同じかそれ以上に大事な役目を与えられることが多い。ベートーヴェンの「合唱」などのようにアルトがソプラノに隠れてしまいやすい曲を聴いてきたせいか、とても新鮮だ。
第3曲テノールによるレチタティーヴォは、悲しげなので、朝の通勤電車では飛ばすかも。
でも、1分程度の曲なので、お腹の調子と気分がよければ聞くことができる。
第4曲バス独唱のアリアは明るく元気な曲(といってもバッハのことですから、最初から最後まで能天気な明るさではありませんが)。バスにこういう役割が与えられるのも、私には新鮮だ。私が聞いてきた狭い範囲のオペラなどでは、バスといえば、重い音楽が多かったので。
最後の第5曲は混声四部コーラスで、全体の締めくくり。
キリスト教徒でなくても、この終曲を聞いて一日の終わりにするのも悪くないと思う。
全体で20分程度の曲なので、ちょっと気分転換をしたいときに通して聞くのも良さそうです。
パソコンのゲームの話。
私は自宅では長年Macを使っている。あまり、ゲームをやらないようにしている(ハマると時間を忘れてしまうので)が、時々、海外で開発されたゲームを試してみることがある。最近、久しぶりに「マージャン・ソリティア2」というやつをやってみた。
昔からあったゲームで根本的には目新しくないのだが、惹かれる点が1つあった。
それは、ゲームの最中に音楽を流せる機能。そのゲームにはダウンロードしたときから、誰かが打ち込んだらしい(そのせいか打ち間違いの多い)クラシックの名曲が数曲付随していて、それらを循環して再生してくれる。これは音ミスを気にしなければ、音質的には充分楽しめるのだが、知っている曲だとどうにも我慢できない。
このゲームのいいところは、付随する曲を自由に削除することもできるし、自分のパソコンに入っているiTunesに登録してある曲を自由に追加することもできる点だ。
さっそく、好きな曲にいくつか入れ替えた。
でも、中に1つ(3つあるのだが、どうやら、それらは1つの曲の3つの楽章らしい)だけどうしても作曲者のわからない曲があった。表示されるタイトルは、「Sonata No.14 1」「Sonata No.14 2」「Sonata No.14 3」。ピアノソナタのようで、曲の雰囲気は古典派である。最初の第1楽章らしい曲は、4分の3拍子で1拍の弱起のあるト長調らしい。古典派のピアノソナタで第14番といえば、ベートヴェンの「月光」が有名だが、全然違うのだ。モーツァルトでもハイドンでもなかった。クーラウやプレイエルなど、知名度をもっと落とせば出てくるかもしれないが、ちょっと調べた範囲では、作曲者はわからなかった。
興味のある方でMacユーザの方は、ゲームをダウンロードしてやってみてください。で、わかったら、教えてくださいませ。
ちなみに、サイトは、http://www.boneheadprojects.com/
ゲームは20日間(?)くらいは、試用期間として無料で遊べます。
ここ数日、朝の電車のなかで、バッハのロ短調ミサ(BWV232)を聞いている。
ミサ曲というと重くて暗いイメージがあった。この曲もそういう部分はなくはないが、全体としてはすばらしいの一言。さすがに、バッハが晩年に編纂したバッハ音楽の集大成だけのことはある。バッハの集大成ということは、バロック音楽の集大成でもある。
人によっては、クラシック音楽の最高峰とも言うらしい。
それほど高名な曲であり、解説はネット上にいろいろあるのでここでは解説めいたことは書かない代わりに、私の聞き方を紹介します。
第1曲目のKyrie eleisonは飛ばします。これはロ短調で暗く重いので、朝の「おなか」には辛いのです。第2曲目のChriste eleisonが平行調のニ長調でとてもいいです。バッハの曲はどれも、長調といっても最初から最後まで能天気に明るいだけではありませんが、一日の始まりはこんな感じで少し軽めで気張りすぎないのがちょうどよさそうです。
ロ短調ミサ全体では100分ほどかかる曲ですので、通勤途中で全部は通して聞けませんが、気分のよくなる曲だけつまみ食いするのが体調によろしいようです。
途中に何度かロ短調の曲がありますが、たいてい飛ばしています。

お勧めの演奏は、マイクが近い感じで収録されているものが各独奏楽器や独唱者の演奏がくっきり聞こえてきてよいです。
私が聞いているのは、今、入手可能かどうかわかりませんがルネ・ヤーコブスが指揮した演奏
どの楽器も独唱も合唱もとても美しくハイレベルな演奏だと思います。
ヤーコブスという人はご自身がカウンターテナーとしても超一流の人であるせいか、こういった曲の扱いが見事です。どの合唱も独唱も柔らかくしかも明瞭に聞こえてきます。大変気持ちよい演奏です。

以前にこのブログで紹介したRuth Ziesakが独唱に加わったCD(ジュリーニ指揮バイエルン放送響)があったので聞いてみたのですが、マイクが遠めの設定で、演奏会場にいる雰囲気に近いとは思うのですが、肝心の独唱陣が埋没してしまいがちでした。演奏そのものは悪くないのでちょっと残念。

昨夜、「ためしてガッテン」で美術館の歩き方をやっていました。たくさん展示してある絵画を全て同じように見ようとするのではなく、どれかを買うつもりでメリハリつけて見るのがいいそうです。
長い曲もそうやって聞いてもいいかもしれません。
作曲者には失礼かもしれませんが。
J.S.バッハより少し年上に、ゼレンカという作曲家がおりました。
この人はここ20年くらいで急速に見直されてきている人で、いろいろなジャンルの曲を残していますが、その中に、トリオソナタ集という全6曲からなる曲集があります。
編成は、オーボエ2本とファゴット1本に通奏低音が加わったものです。バロックの管楽器アンサンブル系の曲としては相当面白い曲だと思います。
中でも、第5番はとりわけ印象的で、是非、生演奏で聴いてみたいものです。
CDはいくつか出ているようですが、おすすめは、ホリガーの2回目の録音(ブールグ、トゥーネマンら)です。
テンポが早めのせいか、トゥーネマンの技巧は超人的に聞こえます。
全般に八分音符が短めで、飛び跳ねているような躍動感があります。
これも、サックスやクラリネットで演奏してみたいので、とりあえず、原曲をそのままの編成で、第5番第1楽章を打ち込んでみました。
大きなファイル(2.6MB)ですが、mp3ファイルはこちらから辿ってみて下さい。
良かったら聴いてみて下さい。


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